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第14回例会、ミリオンダラーミール例会を開催しました

2017.10.06

 中秋の名月であった4日の夜は、少し雲がかかっていましたが、大きな月を見ることができました。当クラブでは、今月26日に恒例の「月見の会」を計画しています。

 日馬会長の挨拶の中で、米山梅吉翁の生涯や功績について述べました。米山梅吉氏は、1920年に日本で初めてロータリークラブ(東京ロータリークラブ)を設立し、初代会長に就任されました。ご夫人と共に学校を創立したり、「何事も人々からしてほしいと望むことは人々にもその通りせよ」(公益財団法人ロータリー米山記念奨学会のホームページより)という願いから、生涯に渡って「他人への思いやりと助け合い」の精神を貫かれた方と伝えられています。
 現在は、米山梅吉氏のご遺徳を偲び静岡県に(公財)米山梅吉記念館があります。当クラブでは、11月に米山梅吉記念館で移動例会を行う予定です。

 そして、本日のプログラムは外部卓話は、上越市春日山町の羽尾歯科医院の羽尾院長様と市川事務局長様にお越しいただきました。

 羽尾院長様からは、「歯が元気だと歳を取っても元気でいれる」というテーマで、「日頃から歯の予防する大切さ」を学びました。もう一つは、ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアに、10年以上も取り組まれているお話しを伺いました。
 フィリピンでは、貧富の差が大きく、15歳までしか生きられない子供たちが多いそうです。その子供たちは、「私の夢は、15歳まで生きること」という、考えられないような目標で生きていて、食事も、「1日1食が基本」という過酷な環境が当たり前にあるそうです。そして、フィリピンの貧しい子どもたちには、歯磨きという習慣がなく、歯ブラシを知らない子どもがほとんどのようで、歯ブラシをしないことで死に繋がっていることも珍しくないとのことでした。そのため、子どもたちの歯を何とかして「元気にしたい」と、ボランティアで歯の治療や、歯の磨き方の指導をされています。
 卓話の最後で、「歯ブラシで歯磨きをして欲しい」と、たくさんの子どもたちに歯ブラシを配られているとのことでした。しかし、フィリピンでは歯ブラシ1本がお米1食分になるため、子どもたちの中には、生きるために歯ブラシを売って食べ物に変え、飢えを凌いでいる子どもも少なくないそうです。
 羽尾歯科医院様では、市民から新品の歯ブラシの寄付を受け付けています。集めた歯ブラシを、羽尾院長様が直接現地まで持って行き、届けられるそうです。寄付したいという方は、ぜひ羽尾歯科医院様にお問合せください。
 羽尾歯科医院様へのお問合せや場所は、こちらからホームページをご確認ください

羽尾院長様から分かり易い説明が。

真剣に学んでいます!